【初心者】NISA口座をうまく使うポイントと注意点
ポイント
中長期保有が前提!ゆっくり着実に利益のでる銘柄を選ぶ!
NISAの上限額は年120万円。もしある銘柄を買って一年以内に売ったとしても、120万円の枠が空くわけではないので、一度買った銘柄は一年以上の長期保有が前提となります。中長期で利益が出そう且つ配当金や株主優待等のメリットが多い銘柄を選ぶのが大切です。もし年120万円以下だったとしても、余った分を翌年に繰越すことは不可能です。
期間満了後もロールオーバーが可能
5年の非課税期間満了後、そのまま銘柄を保有しておきたい場合、課税口座に移すことができます。運用中の利益を含んで120万円を超えてしまったとしても問題ありません。
注意点
新規購入のみが対象
通常の口座で既に保有している銘柄を、NISA口座に移動させることはできない。 NISA口座で新規に購入した分のみが対象となる。
元本割れに要注意
NISAの最大の特徴である非課税のメリットを受けられるのは、利益が出た場合のみ。通常の口座で損失が発生した場合、利益から損益を差し引いて税金が計算されますが、NISAの口座で発生した損失はこの損益通算の対象外となっています。
MSCI ACWIのデータによると、1ヶ月〜3ヶ月では約30パーセントの確率で元本割れとなるのに対し、5年で15パーセント、10年では1パーセント程まで下がるとのこと。長期保有がリスクヘッジになるといえるのかも!